2022/02/28
慌ただしくしていたところ・・
新型コロナの第6波で感染者や濃厚接触者が急増し、当社のサービスにもこれまで以上に大きな影響が出てきています。社員の皆さんには苦慮しながらも様々な場面にしっかりと対応していただいており本当に心強いばかりです。コロナ禍で慌ただしくしているうちに、いつの間にか冬季オリンピックも終了したかと思っていたら、今度はロシアのウクライナ侵攻が現実に。やり場のない思いでメディアのニュースを注視する一方で、こんなことがまかり通るのであれば中国や北朝鮮がこの侵攻の行方によってどう行動を変えてくるのか、日本周辺で何が起こるのかといったことが頭の中を過っていきます。
我々も目先の出来事に対応していくことに追われる日々ですが、今起こっていることはとても大きな問題であって、50年後、100年後の歴史の教科書ではどのようなことが書かれることになるのか。そんな大変な時代に生きていることを再認識させられます。
コロナ感染やウクライナ問題もそれ自体が大変なことですが、このところ複数の要因によってエネルギーや食料品の値上げなど、日常生活にも大きな影響が出てきていますよね。半導体の品不足によって自動車や電化製品も納品までに半年、1年かかってしまうとか。これまであまり大きな変化を感じることなく過ごしてきたように思いますが、この先も燃料や原料或いは工業製品等の品不足に加え、円安(円の実力不足)も一層進んでいくとなればちょっと厳しいですよね。よくよく世の中の動きを見極めながら、日常生活のみならず会社運営上も商品価格の動きに関する情報を先取りしていくことが求められているようです。燃料や食料品といった生活必需品は本当に価格動向が気になります。ただ、先にも実施されたタバコの値上げだけは少々状況が異なっていて、これは約2兆円の税金確保が目的。喫煙者が減少すれば当然のように値上がりしてしまう。そんな構図でしたが、今回の侵攻によって日本たばこ産業(JT)はウクライナの工場を休止しましたし、ロシアにも5工場があるとか。供給がどうなるかでタバコの先行きも不透明かもしれませんね。
さて、我が家は大丈夫なかと考えながら見まわしたときに、そういえばガス給湯器等も半年は納入されない・・といった話を思い出しました。気になって見てみると、なんと既に22年も使われていたんです。普通は10年ほどで故障するらしく、見に来ていただいたガス器具事業者の方もよく故障せずに動いていますねと驚かれていました。「壊れたら半年もお湯が出ないのか・・」と落ち込んだのですが、偶然にも使用中のメーカーとは違うけれども同じ能力がある他社製品の在庫がわずかばかりあって、直ぐにでも納品できるということになったんです。もちろん、即注文。製品もきちんとしたメーカーのもので、価格も比較的安価だったんです。大きなストレスを抱えて半年を過ごさずことにならず、夫婦そろって販売員の方に本当に感謝しました。世の中悪いことばかりでもないようです。
もう3月に入ります。陽ざしも春らしくなってきました。
この1ヵ月で本年度も終わりますが、積み残しのないように新しい年度を迎えたいと思います。感染を気にすることなく季節を楽しむことができれば一番ですが、感染者数も高止まりしているようで、もうしばらくは我慢なのでしょうか。国産の治療薬の承認も進んでいるようですので期待したいものです。
引き続き注意して過ごしていくようにしたいと思います。