介護会社で働く

今日の日経新聞に、若者や就職氷河期世代(30代半ば~40代半ば)に対する学び直しや就業支援として、現政権が再チャレンジ政策を強化していくという記事が掲載されています。

35歳~44歳のうち、非正規で働く方は約317万人、定職に就いていないフリーターは約52万人、仕事をしていない方が約38万人いるとされています。
びっくりするような数字だと思います。

再チャレンジ支援の枠組みの中には介護ニーズをふまえた学びなおしの整備も含まれており、人材が不足する介護業界にとっては有難いものであることは間違いないかと思います。

問題は、少しでも多くの方が正規職員として、安心、安定した就労環境としてこの業界を就職先候補として視野に入れていただけるのかということでしょう。
現在は様々な業界で人材不足が叫ばれているところであり、一定の方々が必ず介護業界に来ていただけるとは限らない。


でも何故介護業界は敬遠されるのか。
おそらく、多くの方々において「負担が大きい」或いは「給与が安い」等のマイナスのイメージが作り上げられてしまっていることが主な原因になってしまっているのではないでしょうか。
非常に残念でなりません。


では、本当に介護業界は厳しい就労環境であるのか。
私自身は決してそんなことはないと思っています。
自分がいる業界だからということではなく、客観的に見て。

物事は捉えようだと思いますが、高齢者や何らかの障がいをお持ちの方々からこれだけ多くのニーズがある中で、地に足をつけて、人と人との関係づくりの中で仕事をし、結果として利用者の方々には喜んでいただける。
お給料をはじめとした様々な処遇の面でも相当に改善されてきていると思います。
やりがいを感じながら、安定した生活を創り上げていくことは十分可能であるのが現在の介護の業界だと思っています。

また、当社としても現場でケアをおこなっていただくスタッフは勿論ですが、
様々な役割を担っていただく人材を求めています。
チームや事業所、事業を引っ張っていっていただくリーダーや、会社の今後の事業展開或いは会社をしっかりとオペレーションしていくための仕組みづくりを担っていただく人材など、活躍の場はとても広がってきています。
必要とされるマネジメントの能力を上げていってもらうための研修活動等にも力を入れてきているところです。
学歴や経歴などはあまり重視していません。ご本人の気持ち次第だと思います。
将来を担っていただく人材もしっかりと育成していかねばなりません。

ご存知かと思いますが、最近では世界的に著名な大手の電機通信企業等をはじめ、様々な企業で1000人単位での人員削減、希望退職などがおこなわれています。
もう大手だから安心といった捉え方ではなくなってきています。

先日も、ある大手の飲食関係企業の関係会社社長に就かれている方と話をする機会があったのですが、本体企業の管理職クラスを中心に、約1000人規模での人員整理がおこなわれたということでした。
この方も、その対象となり結果的には関係会社社長を退任され、本体企業も辞職することにしたということです。
ご本人は次のステップに向けてチャレンジしていくことを決められており、私もとても尊敬しています。是非成功してもらいたい。

名の通った大手と言われる企業でもこんな状況です。
そんなケースに比較すると、特に地元志向や安定性といったことを重視する方々にとっては、介護業界はとても魅力的ではないかと捉えています。

「介護ってよくわからないんですよね」「きつそうだよね」などと思っておられる皆さん、是非一度話を聞きに、また現場を見に来てください。

介護という仕事、会社に対するイメージは全く変わったものになるはずですよ。