1年を終えて

本日、仕事納め。
歳のせいかもしれませんが、クリスマスのイルミネーションを見ても年の瀬を然程感じなくなってきているというか、ワクワク感が減ってきたというか。
これじゃまずいんでしょうね。
ただ、師走に入り手帳を新しいものに変えていく度に「今年も終わりか」と。
そんなことに季節を感じています。

今年も最後まで様々なことがありました。良いこともそうでないことも。
なかなか思うように事が進まないものも多い。
日々、反省の連続でもあります。

皆さんにとって、この1年はいかがでしたでしょうか。

そんな中、昨日驚きのニュースも耳に入ってきました。
県内の同業者が介護報酬不正請求等によって行政処分を受けたということで返還すべき報酬金額も2億円を超えるというものです。
詳細はわかりませんが、社内外への様々な影響の大きさは計り知れないでしょう。

法制度を遵守し、ルールに則り対応していく・・やはり重要なことです。
当社も決して他人事として捉えることなく、内部監査室を中心に常に徹底していくことを進めていかねばなりません。

怖いのは「できているだろう」や「これまではそうだった」といった具合に無意識のうちに慣れてしまい、物事に対して疑問をもつことができない状態。

コンプライアンス問題に限らず、全ての業務に対して過去の常識に凝り固まるというか、惰性に流されるというか、慣れてしまうというか・・
意識的に見直しをおこなっていくべきことは引き続きスタッフに伝えていきたい。


しかしながら、決して嫌なことばかりではありません。
人材不足が顕著な中、当社を選んで応募していただく方も多数おいでになるし、お客様からスタッフへのお褒めの手紙を直接戴いたり、笑顔にさせていただいたことも数多くありました。
現場の皆さんが頑張ってくれている結果だと思います。

やはり、信頼を増していくためには、ファンになってくれるお客様を一人でも多くしていく努力を惜しまないことが大事で、そのためには、少しでもサービスレベルを上げていこう、品質管理を徹底していこうといった意識を持てる社員を1人でも増やしていくことに尽きるでしょうか。

私自身、熱意をもって様々発信していかねばなりませんし、マネージャーさんや管理者の方々をはじめとしたリーダーさんたちが同様に自分の言葉でスタッフを引っ張っていってもらうことが欠かせません。
きっとやってくれると思います。引き続き楽しみです。


さて、私事ですが年末年始は1人暮らしの母親を呼んで、ゆっくりと過ごすことにしています。引き続き元気でいてくれればと願うばかり。
毎回、お酒が入ると喧嘩ばかりしているのですが、今後は少し我慢もしてやらないといけないかなと。落ち込んでもらっても困りますし。


最後になりますが、私自身は大きな悩みや苦労を抱えることなく、新しい年を迎えることができそうです。この1年、当社スタッフの皆さんをはじめ、会社運営を支えていただいた事業者の方々や関係者の方々に心より感謝いたします。
また、特に年末年始に関係なく業務をおこなってくれている現場の皆さん、本当にありがとうございます。

どうぞ皆様、良い年をお迎えください。

介護離職を考える

今年も残すところ僅か。
時間が経つのは本当に早いものです。

月初には永年勤続10年の方々を表彰し、その翌日には毎月実施している入社式。
30名以上の方々が永年勤続表彰の対象になっておられ、中には前身の会社から20年勤務いただいている方もおられました。もう感謝しかありません。

ご挨拶いただいた数名の方からは、お客様からの「ありがとう」という言葉にこれまで支えてもらったということが共通して述べられていました。
お客様に喜んでいただくことが何よりの「やりがい」になっているんですね。

新しく入社いただいた皆さんにも、是非とも当社での仕事を永く楽しんでいってもらえればなと思うところです。


さて、話は少し変わるんですが、昨日、ある団体が主催された「仕事と介護の両立支援の一層の充実に向けて」と題されるセミナーに参加しました。
経済界で大きなテーマとなっている介護離職をどう防いでいくかという内容です。

当社もきちんと取り組んでいかねばならないテーマであり、大手企業数社の事例も発表されることから、私自身、とても関心をもって参加しました。

まず驚いたのは参加者の数。
大きなホテルの大きなホールが会場だったのですが、そこが満席。200名以上が参加されており、その関心の高さには正直驚きました。
でも当然と言えば当然なんでしょうか。
親御さんに介護が必要になってくる年代は40際代後半から60歳あたり。
企業にとっては、第一線で活躍しておられるリーダーの方々でしょう。
そんな方々が介護離職になってしまうのは本当に痛手です。

皆さんはご存知でしょうか?40代、50代の現役の就労者の10%を超える方々が、直接家族の介護を担っている、というデータも出されていました。

また、業界以外で介護制度に詳しい企業はそうないでしょうし。
担当の方々としては、まず自分自身が介護のことを知らなければ、とても社員をサポートなんかできない・・といったようなことの表れかもしれません。

コンサル会社による基調講演と企業4社からの事例発表で、いずれも我々が今後を考え、対応していく上で非常に役立つ内容でした。
事例では、各社ともに社員の現状把握からはじまり、5年後、10年後を見据えてどのようなサポートを提供していくべきか、想像していた以上にしっかりと取り組みがなされていました。

働き方の多様性への対応に取り組む専任のチームが設けられ、子育て支援や介護離職防止といった複数のテーマに取り組んでおられる企業が多いようです。

我々のような介護サービスに携わる人間は恐らく日々考えもしないのでしょうが、介護以外の業種に勤務されている方々にとって、介護保険や介護の仕組みを理解している方は本当に少ないのではないかということをあらためて認識させられもしました。

今回、主には当社のこれからの対応を学ぶ場として捉えていましたが、もう一つの私の関心は、親御さんが高齢になられているにもかかわらず遠方で勤務せざるを得ない方々が何に困り、どんな心配をされているのか、ということを少しでも見ることができないかということでした。

やはり、海外も含め、広い地域で事業展開されている企業では、親御さんと離れて生活されている社員も多く、会社としてのサポートにも苦労されているようですね。

介護休暇の取り方や移動にかかる費用負担、また帰省時にやるべきことは何か、どんな手続きが必要になってくるか等、全てではありませんが各発表から、そんな社員の方々の「困り事」の一部を学ぶことができたようにも思えます。

我々の地盤である福岡の出身で、地元に高齢の親御さんが暮らし、ご自身は遠方で勤務されておられる方々も多数おいでになるはず。
また、今のところ介護サービスを受けるまではないけれども、やはり親御さんの日々の生活状況を心配されている家族も多いのではないか。
そのうち、会社を辞めて地元に帰る必要が出てくるのではないかといった不安・・・

そんな方々の「日々の心配事」の解決に向けて少しでも役に立っていくといったことも当社にとってはとても重要なことではないのか等と考えながら聞いていました。

私自身、今のところ一人暮らしの母親は元気そのもの。
何よりも有難いことです。