2018/11/08
筑豊地区 拠点統合

11月7日、筑豊地区の拠点統合にともなう引っ越しがおこなわれました。
筑豊ケアプランセンター、筑豊ケアセンター(訪問介護)、それと筑豊訪問入浴センターの3つの事業所が同じ事務所に入ることになりました。
十分に広い、とは言い難いところもありますが、一緒に入ることでの有形無形のメリットはとても大きいのではないかと思っています。
以前にも触れたかもしれませんが、1事業だけの単独事業所では、他の目が入りにくく、「自分たちのやり方が当然」のことになってしまいがちです。
このままの運営で良いのか?という意識があまり働かなくなる傾向があります。
他事業の「目」や「耳」があることで、程良い緊張感は生まれるはずです。
電話一つとっても、関係先とのやりとり、話し方は否応なしに耳に入ってきます。
また、保険制度や様々なルール、或いはお客様の情報や地域の動き等を共有するといった面でも、質問したくとも事業所に誰もいない、気軽に聞けないといったこともあったと思います。
或いは、物理的には大半のスタッフが敷地内の駐車場を利用することができるようになったことや、階段の昇降がなくなったことなども気分的に違ってくるでしょう。
特に訪問入浴チームは、以前の事務所が2階建てで、荷物を持っての上り下りが必要でしたし、私有車の駐車場も別の場所で舗装地ではなかったため、雨の日などは大変だったと思います。
今までと比較して、使いにくくなったということも出てくるかもしれませんが、単独ではなく複数の事業所が同じ屋根の下にいることはメリットのほうが大きいでしょう。
是非とも皆で筑豊地区を盛り上げていっていただければ有難い。
うるさいくらいに明るい拠点になってほしいと思います。
当日、午後から様子を確認に行ったところ、どこかのご婦人が麦わら帽子で門扉のあたりの草むしり、掃除をされていました。
「ああ、有難いな。会社がどこかからパートさんでも連れてきたのかな?」と思ったのですが、近づいてみるとなんと訪問介護事業の責任者、マネージャーさんでした。
笑ってはいけないところですが、思わず「何してるんですか?」と爆笑。
このマネージャーさんも、この事務所を拠点として、県北エリアを中心に活動していただくことになります。拠点に目配りいただくとともに、担当される訪問介護の各事業所にどんどん入って、ガンガン指導していってもらえればと思います。
また、ケアマネージャーさんにいたっては、自分の周辺の片付けに加え、建物入口の両脇にある花壇に手を入れて、花を植えてくれていました。
IT担当のマネージャーさんもこの日ばかりは工務店。
夜、事務所に誰もいない状況ではとても暗いので、建物上部4か所にセンサー式のライトを取り付けてくれました。太陽光で発電するタイプのやつで、とても明るい。
こんなスタッフの意識には感謝するばかりです。
きっと活力ある、良い拠点になってくれるはずです。