外国人への門戸開放、その前に!

豪雨による甚大な被害。そして復旧も十分に進んでいない中での酷暑続き。
まずは被害を受けられた方々に心よりお見舞い申し上げます。
皆様の周りは大丈夫でしたでしょうか。

そんな中、多くの業界での労働力不足、外国人への門戸開放など人材確保難に関する記事が連日新聞紙面でとりあげられています。

介護の現場でも働く外国人を増やしていくために、新たな就労資格を設けることが進められているところです。
当初は介護や建設、農業などの5分野が想定されていましたが、他の製造業等からも対象拡大の要望が届いているようで、外国人の受け入れは人材確保緩和に向けて様々な分野でスピードが上がっていくのだと思われます。
我々もこの流れは念頭に置いておくことが重要だと受け取っていますが、法制度や各種の要件は国が十二分に整備していただかねば、現場は大変なことになる可能性も大きいと思います。

近い将来、外国人受け入れを進めなければならない状況が想定されるのかもしれませんが、ただ指をくわえてその時を待つということではなく、その前にきちんと考えて動いておくべきことがあるのだと認識しています。

現在のところ、決して十分とは言えませんが、新しいスタッフの採用を維持することが出来ています。しかし、もう一つの大きな課題は、如何に離職を少なくしていくか、そのための就労環境、職場環境の整備だと言えるでしょう。

日本人であっても頻繁に人が入れ替わるような職場であるのなら、外国人も安心して働くことができる環境にはないはず。
そんな職場であれば、誰だってすぐに辞めていくことになると思います。

一言で環境整備と言っても、それは広範囲にわたり、会社全体で取り組んでいかねば前に進むことはありません。
会社としては、人事制度や就労規則など基本的な制度をより充実させていくことにはじまり、現場の声を少しでも吸い上げていくこと、或いは管理職から現場の責任者、若手スタッフに至るまでを如何に育成していくかといったことを具体的に進めていか
ねばなりません。
優秀で人間的にも魅力のあるスタッフを一人でも多くしていくこと、これはとても大きな課題だと思います。

スタッフはスタッフで、自らの事業所をより良くしていくために動いてほしい。
まずは現状に問題がないかを客観的につかみ、どうすれば改善できるのか、もっと良くなるのかを責任者のリーダーシップのもとで話し合ってほしいと思います。
お客様は満足できているか、スタッフは前向きに動くことが出来いているか、そんな視点で見ていってほしい。
良い職場とは、決して馴れ合いや和気あいあいといったことではなく、きちんと意見が言える風通しの良い環境であるべきだと思っています。
そんな環境になければ、誰が入ってきても定着は決して望めないでしょう。
このことは引き続き現場の方々に訴え、また一緒に考え、話していきたい内容です。

人が頻繁に入れ替わるということは、結局最後はお客様に迷惑をかけるということ。
このこともスタッフは十分に認識しなければなりません。

きちんとできている会社、事業所であれば、人材は自ずと集まってくるし、ファンも
自ずと増えていくと思います。