残念でならない日大問題

日本大学のアメリカンフットボール部の問題が大きな波紋を呼んでいますね。

プレイしていた学生さんの記者会見、大学は一人だけで対応させた。
複雑な思いでテレビを見ていました。この学生さんのこれからはどうなるのか・・
でも、きっと良い将来が待ち受けているようにも思えました。

私自身はラグビーをやってきたんですが、アメフトとはルールが全く違うんです。
一番わかりやすい違いというのが、ラグビーはボールを持ったプレイヤーにしかタックルしてはいけないんですが、アメフトはボールを持っていないところでも進路を妨害する等ができることでしょうか。

大学に入った時、高校の先輩がアメフト部におられたので、自分はどうかなと思ったこともあるのですが、結果ラグビーを続けました。

あくまで個人的な見方ですが、私にしてみれば固いヘルメットや防具を付けた相手が、ボールを持っている、いないにかかわらず当たってくることに対しての恐怖のほうが大きいのです。

アメフトで主にパスを投げて陣地をとっていく役にあるクォーターバック(今回、タックルされた側の関西学院の選手のポジション)となれば、パスを投げたと同時にタックルされるというのは良く目にすることなんです。
ラグビーではボールを持っていればタックルに来るという覚悟ができていますのでそれほど恐怖を感じることはない。

今回はそんなこと以前の問題で、プレイが止まったしばらく後に、力が抜けている状態で、それも後ろからタックルをされている。考えられません。
身体に大きな障害が残ってもおかしくない。


そんなことを監督やコーチが指示したのか否か。
言葉の問題として、言った、言わない、或いはそんな意味ではない・・といった内容で取り上げられていますが、本質はそんなところにはないということではないでしょうか。

これまで監督は神様みたいなもので、その権限で何でも思うようになるという運営がなされ、それにすっかりと本人も周囲も慣れてしまっていたんでしょうか?
そんな今までのやり方が生み出した結果を受け入れることができないのでしょうか?
自分を擁護することしかないのか?
リーダーとして存在した訳ではなく、部員も決して喜んで付いていくフォロワーではなかったのか?
アメフトを続けたければ従うしかないという監督の存在とクラブ運営だったのか?

捉え方は様々なのかもしれませんが、私としては気分は滅入るばかりです。

それから、企業も同じではないかと思いながら見てます。
人の上に立つ人間とはどうあるべきかを本当に考えさせられます。
偉くなったと勘違いしていないか、権限だけを使った押しつけになっていないか、部下は全員喜んで付いてくるものだと勘違いしていないか、現状に慣れてしまっていないか・・・・・

日々の感謝と反省、大事だと思います。

在宅介護 生活援助は軽視されている?!

もう5月も後半へ。
外を歩いていても汗ばむくらいで、あっという間に梅雨から夏へと季節が変わっていくんでしょう。また雨の多い季節になりますね。

5月病といった言葉もありますが、当社の新卒社員たちはしっかり研修活動に励んでくれているようです。
実際には仮の配属となる6月以降に、様々な悩みなんかも出てくることになるのかもしれませんが、1日も早く社会人としての生活に慣れて、各現場で活躍していってほしいと思います。

人材確保に関しては、新卒者の採用のみならず様々な取り組みをおこなっているところで、先日も「ああ良かったな」ということがありました。
以前当社に勤務され、一度退職された方が再度面接に来られました。
理由は「働きやすさ」というのが一番でした。定年までしっかり働きたいとも。
こういうケースはとても嬉しくなりますね。

他社を経験されたうえで復職されるということは大きな意味があると思います。
もしかすると、関心はあるけれども一度辞めた会社に再度応募することに対して少なからず抵抗があるといった方も多いのかもしれません。
でも、そんなことは大きな誤解で、会社側としても、それだけ腰を据えて働いていただけるだろうという期待はずっとずっと大きいものです。
我々に不足していることもぜひ教えていただきたいものです。

介護業界における人材確保難は大きな社会問題として取り上げられています。
確かに、容易に採用できるような状況であるとは言えませんが、会社としては規律を守り、きちんとしたサービスを提供することを徹底することが一番大事ではないかと思います。やりがいを感じてくれる職員が1人でも増えていけば、必ず良い人材が集まってくれる、そう思っています。


一企業としての人材確保という点からは少し離れるかもしれませんが、一つ個人的にも気になっているのは、この春から介護保険より市町村による事業へ移行している、要支援者に対する訪問介護や通所介護などの新しい総合事業や要介護者の生活援助における人材確保です。

中でも要支援の方々への生活援助等は、資格のない方でも一定時間の研修を受講すれば認定を受けることができ、介護事業所に登録したうえでサービスに出向くことになります。
自治体によって差はあるものの養成活動は少しずつ進んでいるようです。

当社も一部から研修の委託を受けていますが、問題はその受講者から果たしてどれだけの方々が実際にサービスを提供するまでに至っているかということです。
関心があり受講し認定は受けたが、実際には活動していないという方が大半ではないのかと思われます。

実態がそうなのであれば、早く舵取りをやっていかねば大変なことになるのでは。
ここはしっかりと状況を調査していただき、今後のあり方を検討すべきではないかと思います。

また、要介護者の生活援助も今回の報酬改定でマイナスの評価となりました。
この要介護者に対する生活援助サービスも、要支援者と同様に一定の研修を受講すれば認定を受けることができるという方向に動いています。
人材確保の裾野を広げていきたいということだとされています。

しかし、現在はどの業界でも人手不足になっており、パートタイムの方々の時給も高くなっていることは周知の事実。そんな状況で、手間をかけ数十時間の研修を受講して認定を取っていく人が大勢いるとは考えにくいと思うのです。

身体介護ではなく、生活援助だから評価、対価は高い必要がないという見え方になっているのではないか、ということは非常に危惧されます。
介護は医療と違い、生活そのものを支援していくものですから。
また、これまでそこで頑張っていただいているのは初任者研修や介護福祉士の資格をお持ちの方々なんですよね。

我々も、現在は資格のない方でも入社していただき、入社後に会社として費用の補助をおこない資格を取得していただく等の取り組みをおこなっています。
自信をもって働いていただくことはとても重要だと考えます。

今後も生活援助が必要な方々に対してもできる限りのサービスは実施していきたい。
人材不足は一企業だけでは到底解決できるようなものではなくなっていますが、少なくとも当社がやるべきことはしっかりと取り組んでいきたいと思います。