終の棲家はどうする

80歳になる母親がこれからのことをいろいろと考えているようです。

今は自宅である一軒家で独り暮らし。
胃の全摘手術をうけた後も楽しそうに、逞しく暮らしていることは一度書かせてもらっているところで、水泳、卓球と相変わらずの様子。
ご飯もお酒もしっかり。本当に有難いと思っています。
友人や知人との集まりも程ほどに行っているようで、虚弱防止の要素である「食べる」「話す」「運動する」は難なくクリア―していると思います。

そんな母親が、先日、実家によってと話をしていたところ、今はこの家で良いけれども先々はどうしようかという話を出してきました。
この話が出るのは毎度のことで、都度「住みたいだけここに居れば良い」と返事をしてきたのですが、どうしても少しずつ不安も大きくなっている様子です。

本人は以前から「あんたたちとは一緒に暮さないから安心しなさい」と言っておりこれは変わっていない様子。
自らの義母との同居の経験から、子供にはあまり世話をかけたくないという思いは強いものがあるようです。

確かに一軒家は大きすぎて、様々手を入れていかねばならないことからも転居を考えても良いのかなとは思うのですが、本人はいたって元気で、要介護の認定など程遠い状態です。まだまだ好きな実家で・・ということになるのでしょうか。

ただ、ひとつだけ母親にお願いをしてきました。
転居のことはまあ引き続き考えていくとして、当面やってもらいたいこととして「不要なものを少しずつ処分していく」ということです。

父親が他界して20年近くが経つのですが、父の洋服や書籍など、なかなか処分できずにいます。ここは思い切って捨てていくことを話すのですが、「そうよね~」とにやにやしながら煮え切れない返事。まあ気持ちはわかるような気もするのですが。
今後、事あるごとにその進捗を確認せねばと思います。

今の母親の状態なら、しばらくは時々顔を出せば良いか・・と思いながら帰ろうとした時、母親が思い出したようにリクエスト。
「庭の物置に蔓や草が大量に絡まっているんで外してくれんかね」とのことで、一挙に除草してやると思いのほか喜んでました。

気分がスッキリしたようですが、これから暑くなってくると庭の樹の葉や雑草が全体的に相当に伸びてくるんで、これはこれで心配。

会社のサービスメニューに家事手伝い、庭の除草もあることはPRしておきました。


話は違いますが、要介護にあり施設入所が必要になった皆さんは、何を基準に施設を選んでおられるのかなと、ふと考えてしまいました。
ケアマネージャーやソーシャルワーカーの方々等に相談はされているのでしょうが、一般の方が賃貸住宅を借りる時のように、ご本人が何件も見学に行く訳にもいかないでしょうし、ご家族を含め、その選択判断に困っておられる方は結構多くおいでになる
のではないかと思ってしまいました。
入居先にすんなり溶け込んでいかれるケースも少ないかもしれません。
本当に大変な事だろうなと思ってしまいます。