生活支援型 訪問サービス従事者研修にあたって

メディアでも既に取り上げられていますが、これから徐々に介護度が比較的軽い方々に対する、お掃除や洗濯、買い物といった生活を支援するサービスが介護保険の対象から外れ、自治体の事業へ移っていくことになります。

このような方々に対するサポートは誰がやっていくのか・・・

我々が本社を置く福岡市でも、「生活支援型訪問サービス従事者研修」を実施し、修了者には認定証を発行することで、多くの市民の方々が高齢者の生活支援サービスに携わることができるようになりました。

介護福祉士等の特別な資格がなくても、3日間の研修を受けることで認定証を習得することが可能となります。


当社は福岡市から委託を受けて、この「生活支援型訪問サービス従事者研修」を実施することになっています。
この12月から来年2月までに、市内で6回の研修を予定しており、定員は合計300名です。

募集開始前、正直に言うと300名の方々が集まっていただけるだろうかという不安もありました。ただでさえ、介護業界ではスタッフ不足に悩まされており、当社も決して例外ではないからです。

しかしながら、この不安は見事に外れ、今日現在で定員を大きく上回る応募があり会場によってキャンセル待ちをお願いせねばならないほどになっています。

中高年層を中心に、特に女性の応募が多数を占めています。

そこで素直に疑問が浮かんだのが、応募いただいた動機って何だろうということです。

勿論、ボランティアの精神に則ってという方もおられれば、身体の介護がないということで、調理やお掃除なら比較的入りやすい内容だということもあるのでしょう。

現在、政府も女性や高齢者の方々がもっと活躍できる場をということで様々な動きをはじめているところかと思います。
でも、余程のことがない限り、やはり仕事からしばらく離れておられるような方々にとっては、「小さく働き始める」といった機会が望まれているのかもしれません。

少しでも働きたい、社会の役に立ちたい、でも直ぐにフルタイムで働くことには少し抵抗があるなという方々も多いのかもしれません。

今回のようなことを機会に、「もう少し働いてみようかな」という方々が増えていくような気運が起こっていけば、それは素晴らしいことだなと思います。
我々民間事業者としても、「こんな働き方はできないんだろうか」ということをもう少し深掘りして、具体化していく必要がありそうです。

新しい宗像事業所

博多駅前の道路陥没発生から10日。
現場は当社から目と鼻の先の場所で毎日通勤する道路。
早急な回復工事が賞賛されていますが、本来起こってはならない事かと・・
今は何事もなかったかのように、車や人が通行しています。
直ぐに記憶から消えていくんでしょうね。
発生が通勤時間帯ではなくて本当に良かったと思います。


さて、先週の日曜日、宗像周辺に点在していた4事業所を1箇所に統合しました。

元々市内にあった訪問入浴と訪問介護、福津にあった訪問看護、それに居宅介護支援事業所を新設してJR赤間駅前の事務所に入りました。

現在、宗像で1人奮闘している男性ケアマネは、「引越しはソバでしょう!」と張り切って「瓦そば」を作っていました。ホットプレートですけど。とても良い雰囲気になりそうです。

これまでも、北九州市の折尾や福岡市東区の唐原などで同じように複数の事業所を1箇所に統合してきました。
いずれも、居宅介護支援事業所、訪問介護、訪問看護、訪問入浴が一緒です。

複数の事業所が同じ屋根の下に入り、様々な効果も出ていると思います。

制度上の疑問点の早期解消や同行しての営業活動など、ひとつの事業所ではストレスの原因として存在していたことが、少しでも緩和されているのはとても喜ばしいことです。

お客様へのレスポンスも変わったのではないかと思いますし、結果として業績も上がっていく傾向にあります。

スタッフからも統合してマイナスに向かった話は聞こえてきません。
これからもそうであることを願っています。

しかしながら、まだ単独で運営している事業所も多く存在しています。

少しでも仕事がやりやすい職場環境に向けて、引き続きそのあり方を検討していきたいと考えています。