サービス提供責任者研修に参加して

サービス提供責任者研修
「サービス提供責任者」とは、訪問介護事業所には必ず配置が必要で、依頼が来たお客さまに対しての利用手続きや利用計画を作成したり、ケアマネージャーさんに対しての実績報告や相談といった幅広い業務に携わっている皆さんです。

また、ヘルパーさんの勤務管理もおこないながら、殆どのサービス提供責任者の方は、自らがヘルパーとして担当するお客さまのケアもおこなっています。

まさにプレイングマネージャーといった感じもあって、訪問介護事業所ではなくてはならない重要な役割を担ってもらっています。
当社には、25か所の訪問介護事業所があり、このサービス提供責任者が100名ほどおられ日々忙しくされているところです。

8月から、この方々を対象とした研修会を県内数ヵ所で実施しました。

研修では、法令遵守、コンプライアンスの観点から日頃の記録や書類等の整備についても厳しく指導が
入るとともに、事業所運営面でも、講師の豊富な経験から様々な実例、失敗談等を交えながら非常にわかりやすく講義されていました。

それから、若手育成にも愛情をもって取組んでほしいといった点も強調されていました。
県外から入社してくれた新卒の子たちなんかは、身近に相談する相手もいないんだと・・・

現在、新卒で入社してから10年にも経たずに事業所の管理者として活躍しているスタッフもいます。
きちんと育成、教育することも、質の向上に向けて重要な要素なんです。
しっかりと成長してもらうことが信頼を得ていくことにつながっていきます。
教育は疎かにはできません。

とにかく、サービスの質向上を目的として、とても大事な内容ばかりでした。

当日の講師は社内のベテランマネージャーで、長い間、訪問介護に携わってこられた方でした。
さすがだなと感心するばかり。本当に感謝です。

でも、あまりの力の入れように、お昼休みが終わってから夕方の研修終了時まで、一回もトイレ休憩をとってくれませんでした。すごく熱心だったんで私も話を止めにくかった・・・

終わった後に「いじめ!」と言ったら、「あらっ・・忘れとった」の一言。

まあいろいろありましたが、私にとっても実に有意義な研修会でした。

今後も定期的に開催して、現サービス提供責任者ばかりでなく、次を担ってもらうケアスタッフ達にもどんどん受講していってもらいたいと思いますし、講師を務めることができるスタッフがもっともっと増えていけばと期待しているところです。

訪問入浴サービスは実にすばらしい!

訪問入浴サービス12
先日、当社のFBページでもデモンストレーションの記事がアップされていたところですが、
皆さんは「訪問入浴サービス」というものをご存知でしょうか?
もしかすると、介護関連のお仕事をされている方々の中にもご覧になったことがないという方もおいでになるかもしれません。

このサービスは、3人が1チームとなり、ボイラーと浴槽を積んだライトバンでお客様のご自宅に出向き、お客様の寝室等で浴槽を組み立ててお風呂に入っていただくというサービスです。
浴槽は真ん中から2つに分解できる組み立て式になってますから、勿論重たいのですが比較的容易に持ち運ぶことができるんです。

スタッフ3人は、全体をコントロールするオペレーター、看護師、それと介護士のチームになります。力仕事もありますんで、オペレーターは男性です。

介護度が高く、またお風呂の構造の問題から、ご自宅のお風呂に入っていただくことが難しい状態のお客様に提供させていただいています。
デイサービスで入浴サービスを受けられる方も多いかと思いますが、訪問入浴サービスは本当に外出が難しく、またご自宅のお風呂入浴が困難な方々がご利用されています。
終末期にあるお客さまにもご利用いただくケースも少なくありません。
マンションなんかでも、3階くらいまではホースをのばして対応しています。


実は私も半年ほど前に入浴を経験させていただきました。
写真はその時のものです。

入れてくれたのは当社の京築訪問入浴センター(行橋市)のスタッフです。

実に感動でした。

最初から最後まで、私自身は手足や頭を自ら動かすことは全くしませんでした。
大事に浴槽まで運んでいただき、終始声をかけてくれながら、お湯加減も確認しながら、
とても丁寧に扱ってくれます。
浴槽に横たわった状態のままでシャンプーまでやってくれるんです。
本当に気持ちが良くて・・・スタッフの気遣いといい、その立派な技術といい、終わった後は声にならないくらいでした。


これも半年ほど前の話になりますが、筑後地方のお客様で長い間失語状態にあった方でなかなかお風呂にも入れない状態だったところ、この入浴サービスを利用され始めてからしばらく経ったころに、まず表情の変化があらわれはじめ、入浴時には言葉も少し発するようになられたということがありました。ご家族も大変喜んでおられたということでした。

本年7月に実施した熊本での被災者に対する入浴サービス提供でも、サービス終了にあたってはご利用いただいた皆さんが大変惜しまれたという事も聞いています。

やっぱり、お風呂というものは心身ともにリラックスさせてくれるものなんですね。
実に素敵なサービスだと思います。

福岡県内、北九州から大牟田まで9か所の事業所で訪問入浴サービスは提供しています。
状況に応じてデモンストレーション等も可能だと思います。

どんなものか見てみたい、経験してみたいというケアマネージャーの方々がおいでになれば是非、声を掛けてみてください。

その良さをご理解いただくには、実際に入浴を経験していただくのが一番だと思います。