就職は地元志向?

数日前、県内のある大学の教授、および学生さんの就職をサポートされているご担当と話をさせていただく機会がありました。

学生さんたちの就職先の話になった時、担当者の方から「うちの学生はほとんどが地元での就職を希望します。親御さんもそのほうが安心される場合が多い・・・」といったことを聞きました。

驚きでした。増える地元志向と、それには親御さんの意向も結構影響しているんだなと。
私自身は、東京や関西など地元以外で就職を希望する学生さんの方が多いと思い込んでました。
私の感覚のほうがおかしかったんでしょうね。

でも、気になったんで、ネットで「就職 地元志向」と検索してみたところ、これまたびっくりで、すごい量の関連記事等が出てきました。
読んでいくと、地元(出身地)での就職を希望する学生さんの割合がものすごく増えているといったものが大半。
中でも一番気になったのは、とにかく「内向き志向」で「変化を求めない」といった学生さんが増えてきているという記載も数多くあったことです。

しばらく前のブログで、今の学生さんたちは30社、40社にエントリーして活動していることに感心したことを書きましたが、もしかすると多くの学生さんは、エントリーの大半が地元企業であるということになるんでしょうか・・・

世の中、ずいぶんと変わってきているんですね、というか昔からそうだったんでしょうか?
自分の勉強不足、認識不足を痛感です。

私の学生時代、大学進学も東京や関西に出て行きたがる同級生も多かったし、私自身も東京に出ました。
単純に「東京には何かがある」と思い込んでいたのかもしれません。
都会に憧れた、ただの田舎者だったのかもしれませんが。

就職は結果的にUターンになりましたが、東京本社の企業も受けましたし、本社所在地とは別の要素で選んでいたようにも思います。


地元志向、出身地に戻ることが悪いということではありませんし、何かにチャレンジする機会はいろんな場所にあるんだろうと思います。今の学生さんは皆そうなんだと、一緒くたに括ってしまうつもりもありません。
でも、地元志向の学生さんが増えている真の理由が何なのかは気になるところです。

経済的な事情、或いは少子化といった影響等もあると思いますが、単純に「内向き志向」で「変化を求めない」学生さんが増えているという理由なのであれば、結構寂しいことなんではと思うのは私だけでしょうか。


うちの小学5年生の娘に聞いてみました。

私:「大学行ってみたい?」

娘:「行ってみた~い!」

私:「どんなことをやってみたい?」

娘:「わからん」

私:「そうやな・・・」

会話終了。

我が家から

我が家から
写真は数日前にベランダから撮った1枚で、小戸ヨットハーバーの先が糸島半島。
天気さえ良ければ、我が家からこんな夕日を楽しめます。
この日は、家事手伝いを終えて風呂からあがってきたらこんな感じでした。
ビールを片手にホッとする休日のひと時です。

うちは部屋がL字型に並んでいて、窓、ベランダは全部博多湾側を向いています。
住む前は逆に北向きが気になっていましたが、北側に景色を遮るものが何もないので
思っていた以上に明るく、結構、良いロケーションです。

一昨日の15日には、西区愛宕浜で「精霊流し花火大会」も開催されました。
家の目の前にあがる感じです。
仕事が早く終われば、この日だけは特等席が無理なく確保可能。
花火は1988年にお盆の精霊流しの行事の一環として始まって今年で29回目を迎えるとのことです。
約2,000発、立派な花火大会です。

昨年は母親も来て楽しんでくれていました。
ただ、不思議な事に小学生の娘はあまり花火に興味がないようで・・
今年はお盆に実家にも戻らなかったので、ここから既に他界した父親やご先祖様に手を
合わせることにしたところです。

やっぱり、自宅でのんびりする時間が持てることは大変ありがたいですね。
年老いても病気さえしなければ我が家が良いんだろうなとふと思うこともあります。
まずは介護のお世話にならないように予防していくことでしょうか。

元気に長く働いて、しっかり税金納めて、誰にも迷惑掛けることなく、当社社員のお世話にも
ならずに自宅でピンピンコロリ。

これが実現できれば最高だと思います。

ひとづくり

先日、あるフォーラムに参加させてもらいました。

テーマは「勝つ組織、ひとづくり」

前半が講演で、講師はあるスポーツで全日本のチームを率いた方。
後半のディスカッションは、やはり別のスポーツで全日本チームの監督に
就かれていた方と、地元企業から幹部2名が加わってのディスカッション。

これが結構おもしろい内容で、私自身はストンと腹に落ちた感じがしました。
何なんでしょう、やはり自分も体育会系だからなのでしょうか。


いろんな話がありましたが、例えば、「技術・体力・戦術が備わっているだけでは
個人としてもチームとしても勝てない・・メンタル面で強くなければ」

或いは、「チームには長兄がいなければならない。レギュラーではなくても
あきらめず盛り上げることができる奴」

「伸びる人間は素直で直ぐに動く。でも頑固」

「指導者は伝えることが大事なのではなく、伝わったかどうかが重要。
 人間は腹に落ちないと動かないから」等々・・・

無意識にうなづきながら聞いていました。

センスが良くてプレーが上手な人、しかも努力家で人間性も良し。
最初からそんな人ばかりではないのが現実でしょうが、でも一人でも多く
目標に向けて努力してあきらめない人を育てていくことが大切なんでしょう。


さてさて、当社としてはどのようにスタッフを育成していくべきか、強い組織に
していくべきか・・・

「リーダー像」といっても一言では語れませんし、マネージャー層や管理者層、
或いは次にそれらの役割を担ってもらうべきスタッフなど、それぞれにおいて
抱えている課題も違うし、悩みも違うでしょうから。

何を腹に落としてもらい、どう動いていってもらうか・・・
強いチームに向けて本当に大きなテーマです。

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Author:asokaigo
麻生介護サービス株式会社の代表取締役社長 栁 倫明のブログです。

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