フレッシュマンたち

この春、学校を卒業して入社したフレッシュマンが4か月目に入っています。

彼らが作成している業務報告に目を通していました。

先輩社員や管理者からは、「字の間違いが多い」「時間を守ること」「道を
しっかりおぼえること」「同じ間違いを繰り返さない」・・
様々な指導が入っていて、おいおい大丈夫か?と思いながらも、少し微笑ましいかなと。
でも、基本的な事はしっかりと、早く身につけてもらわねばお客様が困るんで。

技術的な指導もありますが、現段階ではお客様やスタッフといかにコミュニケーションを
とっていくかを大事に指導している管理者もいます。

技術がないからお客様と話をするのに躊躇してしまっている。そんな感じなのでしょうか。
でも技術は後からでもついてくると思います。
しっかりと周囲に声をかけていってもらいたいものです。
黙っていても気持ちが伝わることもあるかもしれませんが、そうではない場面の方が圧倒的に
多いでしょうから。

私も社会人になって直ぐの頃は営業部門に配属され、知識もなく何を話したらよいのか
悩んでいたような記憶があります。
でも、いつの間にかそんな事は考えなくなっていったようです。

とにかくたくさんの現場に行って、多くのお客様やご家族と話をする機会をつくって
いってほしいですね。それが一番の糧になっていくと思います。

一方、彼らが口を揃えて報告書に記載していることが、お客さまからの「ありがとう」
の一言がとても嬉しく感じているということ。
彼らが成長していくには、これが一番のエネルギーになるはずですね。

お客様に満足していただき、スタッフが感謝されることは何よりもモチベーションを
あげてくれるものだと思います。これは新人に限らずベテラン社員も同じこと。

更に経験をつんで、自分を磨いていってほしいと思います。

数年後には、彼らが先輩社員として後輩たちを指導している光景を目にできるかと。
今から楽しみです。

小児がんの看取り事例から

昨日のネットニュースの見出しから・・・

「1歳女児にやけど 19歳母逮捕」「乳児暴行 父親の18歳少年逮捕」

実に悲しいニュースです。
最近、このような子どもへの虐待といったニュースが多いなと思っているのは
私だけではないと思います。

乳幼児は良し悪しの判断なんかできるものではない・・おそらく親たちもそんな
ことは重々わかっているはずだろうに、なぜ我が子にこのような仕打ちをするのか。


先日、当社の訪問看護ステーションによる研修会、症例発表がありました。

その中で発表された内容は、小児がんの子どもをかかえておられるご家庭で、ご本人
への対応はもちろんのこと、その子を家庭で看取りたいというご家族とどのように
向き合ってきたかというものでした。

担当した訪問看護ステーションは開設まもない状況であり、小児の経験も浅く、
本当に看取りが出来るのか?ご家族にとっての最後の在宅生活を支えていけるのか?
様々な不安や葛藤があったけれども、関係者の方々と協力して、なんとか看護していこう
と決めたという事です。

元気な頃のお写真も拝見しました。本当にかわいらしい子でした。

小児のターミナルケアにおいては、体調の変化や急変に対してのご家族の不安が強く、
病院で最期を迎えることが一般的であると聞いています。
今回のケースでは、それらをしっかりと乗り切っていこうというご家族の意志が
とても強かったという事です。

結果として、ご家族になんとか寄り添いながら看護していくことができたという報告でした。

うまく表現はできませんが、とても深い子どもへの愛情を感じさせられました。

そんな事とは対照的なニュースを目にして本当に悲しい限りです。


話は少し逸れますが、対応してくれたスタッフに感謝していることに加え、私がもう一つ
嬉しかったことは、このチームの中心となり、また今回発表してくれた看護師さんが
非常勤の社員であったということです。

仕事への熱意や責任感は職制に関係ないということを改めて認識させられました。
いろんな意味で貴重な経験でした。ステーションの皆さん、ありがとうございました。