2023/05/08
実家の押入れ、天袋整理
ゴールデンウィークももう終わり。新型コロナも5類に変わり、これからどうなるのか不安も感じているところですが、連休中にテレビに映る多くの人出を観ながら、ようやく以前のような賑わいが戻ってきたのかなとホッとするところです。一方、観光地等では人手不足も顕著な状況が続いていることや、夜の繁華街ではまだまだ客足が戻っていないといった記事もありました。やはり多くの方々の生活環境が変わってしまっているのでしょうか。私も外で夜遅くまで飲むなんてことは本当に稀になりましたし、それが普通になっている。全てのことをコロナ前と同じ状態に戻す必要もないかなとも思いますし、今の生活のペースが当たり前になってしまうのかもしれませんね。連休でも仕事に向き合っておられる方々も多かったと思います。当社の現場でもサービスが続けられています。幸いに大きな事故の報告もなく社員の皆さんには本当に感謝です。まだコロナが完全に終息したわけではありませんので、引き続き、ご自身ならびにご利用者の安全確保に十分注意して業務にあたっていただきたいと思います。
私自身、この期間中に特別なことは何もありませんでした。そもそも人込みや待つ事を好まないということもあると思いますし、家族もそれがわかっているようで「どこかへ出かけよう、連れて行って・・」といった発言も皆無。子供のクラブ活動の高校最後の大会がおこなわれたこともありますが、こちらは本を読んだり映画を観たりという時間が持てたことは有難い限りです。
いつもやらないことをやったと言えば、連休に入る直前にちょっとした用事があって実家に戻った時、少しずつ押入れの天袋などを片付け始めたほうが良いかなと思い、自分の部屋など一部に手を入れてきました。まだ母親も元気なんですが、物を捨てなさいと言ってもなかなかやらない人ですし、高いところには手も届かないと思い、まあ今のうちから少しずつと。まあいろんな物が出てきました。誰から頂いたか全くわからないような未開封の器やコップ。昔の写真や大学生時代に授業で使った教科書をはじめとした書籍類。おそらく東京から九州に転勤になった時のそのままの状態の荷物。また誰から買わされたかも覚えていないような教材。あとはレコード、私が聞いていた数枚と父親の分のジャズを中心としたものが数十枚など。一番驚いたのは奥のほうからエポック社の野球盤ゲームが出てきたこと。消える魔球機能も付いていないやつですし(若い方々にはわからないでしょうか)、おそらく50年くらい前のものだと思います。結構使い込んであったみたいですが、これで遊んだ覚えがあまりない。よくこんなものを捨てずにいたなと思いました。
そもそも父親はおもちゃなんか全く買ってくれない人でした。本人がそんなもので遊んだことがなかったから無関心だったのか、或いはただ無駄なものは一切買わないくらいに厳しくしていたのかわかりませんが、私も妹も買ってくれないことを当然のように受け入れていたんだと思います。生前にそんな質問もしたこともありません。今でも自分がゲームなんかには全く関心、興味が湧かないのもわかるような気がします。ただ酔っぱらって寿司や餃子なんかはよくお土産に買ってきていましたね。普段からも外食にはよく連れて行ってくれました。自分が常連のタバコで煙った喫茶店か飲み屋さんが大半でしたが、喜んでついていったことはよく覚えています。思いのほか感慨深くこれまでのことを思い返す機会となりました。
さて、天袋の荷物もまだ一部しか出せていないので、また時間を見つけてゆっくり続けようと思います。実家ももう50年になろうとしているし、自分が19歳で久留米を出てから既に40年。どこからどんな物が出てくるのかが怖くもあり、また楽しみでもありますが、出し終わったら今度はどうやって処分しようかということに頭を悩ませることになるのでしょうか。母親もまだまだ普通に動けることは有難く、洋服をはじめとしたような燃やせるもの等は少しずつ処分してくれと頼んできたところですが、やってくれるかどうか不安のほうが先行してしまいます。ケガをしない程度に少しずつ処分してくれれば良いのですが。